【ユーロ/円】新たな週足サイクルが始まっている?

 今、Amazon の Kindle でレイモンド・A・メリマン著「相場サイクルの基本(メリマンサイクル論)」(皆川弘之訳 2016/10/20 投資日報出版)を買って勉強中なのであるが、なかなかついていけない自分を情けなく思っているところ。


 特に思うのが、どうもカタカナ表記に苦手というか混乱してしまうことが多い。
 例えばレフトトランスレーションとライトトランスレーション、最も重要な概念にもかかわらず、無意識に取り違え、誤ってこのブログに書いていることが多い。
 漢字で書けば『左』と『右』で、間違うこともなさそうだが・・・。


 そこで、邪道かもわからないが、カタカナ表記の概念を自分なりの言葉に置き換えるのはどうだろうか、と思った次第。
 例えば、サイクルの種類の一つであるプライマリーサイクルを『週足サイクル』、メジャーサイクルを『日足サイクル』と呼ぶ、というのはどうだろうと。


【ユーロ/円 週足】

 1サイクルは「底値~高値~底値」で、これの繰り返しであるから、現在の週足サイクルは、01/02の137.389円を底に始まり、11/13に高値(164.301円)を付け、12/04の153.124円の安値で終了したとみることができる。
※週足チャートのテクニカル指標「ピークボトム」の日付は、その週の始まりの日付であることに留意。


 仮にそうであるとすると、12/04の安値(153.124円)を起点に新たな週足サイクルが始まっていることになります。
 そして、しばらくは高値を目指すわけですが、11/13の高値(164.301円)を超えることができるのかどうか、というのが最大の関心事、ということになります。


 では、01/02から11/13の間の週足サイクルにおいて、日足サイクルはどのような状況にあったか、表に整理してみました。
【ユーロ/円 日足】

 次表のとおりです。

※期間等は、Googleスプレッドシートの次の関数で求めています。
 週;DATEDIF(起点,終点,"D")/7
 日;NETWORKDAYS(起点,終点)
 中間点;起点+ ROUND(DATEDIF(起点,終点,"D")/2)
 トランスレーション;if(高値>中間点,"右","左")


 結論として、いかに大きな上昇相場であったことが分かりますね。
 また、週足サイクルは16週サイクル、日足サイクルは6週サイクルとも呼ばれており、通常は週足サイクルの中には3つの日足サイクルが入っているということになるのですが、今回は6個です。これからみても異常値であったわけですね。


 では新たに始まったと思われる週足サイクルはどのようなものになるのか?
 11/13の高値(164.301円)を超えることができなければレフト、つまり左トランスレーションとなり、3か月余りかけての暴落が予想される、ということになるのですが・・・。

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