植田日銀総裁「インフレの状態にある」

「日本銀行の植田和男総裁は22日、足元の物価動向について、デフレではなくインフレの状態にあるとの見解を示した。衆院予算委員会で答弁した。
 植田総裁は東京都区部の1月の消費者物価が1年8カ月ぶりに2%台を割り込んだことに関し、輸入物価高を価格転嫁する動きの鈍化や政府の物価高対策の影響とし、『賃金上昇を反映する形でサービス価格が緩やかに上昇する姿は続いている』と指摘。その上で『去年までと同じような右上がりの動きが続くと一応、予想している。そういう意味でデフレではなくインフレの状態にある』と語った。」(02/22 ブルームバーグ)


 日本にインフレの時代がやってきた、ということだろう。
 総務省統計局HPの「『消費者物価指数(総合)』の前年比は平成11(1999)年にマイナスとなり、継続的な物価下落という意味において、日本経済は13(2001)年から緩やかな『デフレの時代』となりました。」(「統計が語る平成のあゆみ」から)


 デフレ脱却まで20年余りということのようだ。
 ではこのインフレ時代、何年続くのか、それとも何十年なのか。さっぱりわからないが、その頃には私の寿命も尽きているだろうな、と感慨に浸っているところ。
 さて、この時代の為替相場は如何に?
 私の予想はまず当たらないが、基本的に円安だろうな、と思う次第。

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