中国、不動産バブル崩壊の予兆? 《コマツナギ》

「中国恒大集団のドル建て債に対する売り浴びせが悪化し、他の不動産開発会社の債券にも再び売りが広がっている。資金難の中国恒大を支援するかどうか、当局決定の重要性は増している。
 同社のドル建て債の中で特に広く保有されている2025年6月償還債は、1日の取引で額面1ドルに対し6セント下落して28.5セントと、過去最低を更新した。
 同社は前日、資産売却が実現しない場合にデフォルト(債務不履行)に陥るリスクがあると発表。
 これをきっかけに民間銀行が持ち高解消を進め、欧州時間に入って売りが加速したと複数のトレーダーが指摘した。
 この下げが佳兆業集団や花樣年控股、広州富力地産など、他の不動産開発企業が発行したジャンク(投資不適格級)債にも波及。ブルームバーグがまとめたデータによると、広州富力地産のドル建て2024年償還債は4.1セント安の66.8セントとなった。」
(9/1付ブルームバーグ)


 習近平国家主席の「住宅は住むためにあり、投機のためではない」との発言から始まった(?)不動産規制強化が直ちに利いてきたわけだが、はたして、この転がりだした巨石を中国当局はコントロールすることができるのだろうか?


 習主席の「共同富裕」は、鄧小平の先富論(先に豊かになれる者たちを富ませ、落伍した者たちを助けること、富裕層が貧困層を援助することを一つの義務とすること)を修正(「毛沢東」回帰志向?)するものだそうだが、約6億人ともいわれる貧困層の不満(「富裕層を抹殺せよ!」)とナショナリズム(「中国、すごいぞ!」⇨ 反米・反日)が結びつくような流れにならないか、と、近未来について少し不安を感じる。


みんなのシストレ口座状況( 21/09/04時点 入金額1,500,000円 )

 累積投資収益率=(1,373,176-1,500,000)÷ 1,500,000=▲8.45%
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《コマツナギ マメ科》

 和名は「駒繋ぎ」。茎が丈夫で馬をつなぎとめることができるという説や、葉が馬の好物であり、馬がこの木から離れなくなるためとする説があるそうだ。

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