豪ドル/円の日足チャートです。 ストキャスティクス及びMACDでともにダイバージェンスが完成しました。 豪ドル売りの評価損が結構膨らんでいるので、評価損の解消までには至らないが、何とか76円程度までの下げを期待したいのだが? 豪ドル/円は、アップダウンを繰り返しながら100円以上を目指していくと考えているので買いスタンスは変わらないが、しこっている建玉を何とかしたい、というなんとも忸怩た…
日銀はこれ以上の円安を望んでいない? 理由は、スタグフレーションを心配しているから? 『スタグフレーション』何とも懐かしい言葉です。 賃金が上がらないにもかかわらず物価が上昇している状態のことですが、何と1970年代のオイルショック後に「狂乱物価」とともに登場した半世紀前の造語です。 スタグフレーションで米ドル/円はどう動くのか? 図(駒澤大学HPより)は、変動相場制移行後の対米ドル…
長野県北アルプスの北穂高岳から槍ヶ岳を望む。 かつて、登山に夢中になっていた時期があった。 終活の一つとして、アルバムをGoogleフォトに順次移し替えているが、若かりし頃は何とスリムであったか。腹が出て、頭も禿げてきたのはいつ頃だろう? さて、山頂に達すると、次の山へ向かう道を縦走路という。 なだらかな尾根伝いもあれば、場所によっては登り下りが激しく、キレットという深く切れ込んだ危険…
米ドル/円の日足チャートです。 昨年のコロナ・ショック時の値動きを見ると、2月20日の最高値112.224円から3月9日の最安値101.171円まで実に10%近く下落しています。 この大きな下落について、2つの考え方ができます。 一つは、リスクです。もう一つは、大きな収益のチャンスと見る考え方です。 日本の個人投資家は「逆張り」を好む、ということを聞きますが、大きな値動きを収益のチャン…
米長期金利の上昇懸念が高まる中、来週は、16~17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)、18~19日の日銀金融政策決定会合が開かれます。 時代の大きな転換点に差し掛かっているのでしょうか。 発表内容によっては、相場が大きく動くかもわかりません。注目です。 その前に、15日(月)の中国工業統計も気になります。 「中国株式相場の下げが勢いを増す中で、9日には政府が支援する複数のファンドが…
米長期金利上昇を背景に米ドル高・円安のトレンドとなっているが、このまま一本調子で上がっていくことは考えられず、いずれ『ふるい落とし』が必ずあるものと想定しておきたい。 では、どれほどの逆向きのフラッシュ・クラッシュ(瞬間的に相場が大きく動く)を想定しておけば良いか? 米ドル円は、起点となった1月6日の102.593円から5%強上昇しているので、仮に明日、現在の取引設定すべてに5%の逆向きフ…
「パウエルFRB議長が直ちに利回り上昇の抑制に動かない姿勢を示したことを受け、米10年債利回りは1.5%を上回る水準に上昇した」(03/05付ロイター)。 タイトルは、岩本沙弓著「円高円安でわかる世界のお金の大原則」(翔泳社、2009年)の中の小見出しです。 「米国が財政赤字を増やしている途中ではドル高に推移し、数年後ピークになったところでドルバブルを弾けさせ、借金を一気に目減りさせることを…
しこっている豪ドルの売り建玉は次のとおり。 さて、NYダウと非常に高い相関性のある豪ドルだが、今回の株価調整局面でどこまで下がってくれるだろうか。 豪ドル円の月足チャートである。 昨年からの上昇も、200か月移動平均でいったん頭打ちとなっているが、すでに ①転換線が基準線を抜けて上回っている ②基準線も上を向いている ③遅行スパンが実戦(ローソク足)を下から上に抜いている 状態なので、今…
しばらく相場の波乱要因はないかと思っていたが、そうきましたか。 いろんな声が飛び交っているが、今回の米長期金利(米国債10年利回り)急騰は前例がなく、株価調整も大きくなるかも(コロナバブル崩壊?)、と心配する向きも多そうだ。 先日、「今後数か月のインフレ上昇はあまり意味がない」と言っていたFRBのパウエル議長だが、今後どう動くのか、それとも動かないのか、注目です。 さて、溜まりにたまって…
豪ドルの売り建玉、評価損が300,000円にもなろうとしている。 株価暴落や急激な円高は期待できそうもなく、さて、これからどうなるか。 そこで、現在の取引設定で6か月後をシミュレーションしてみた。 実現損益40万円余りということは、半年後には損益トントンと予想できそう。 ならば1年後は? ほう!実現損益が100万円を超えている!! しかし、本当かな、期待していい? 《ドウダンツツジ…